不動産鑑定士になりたいと思う人へ
2014年2月21日
ここ数年「不動産鑑定士になりたいので、入社したい」という50歳代の男性の申し出が多く驚いた。早慶・関関同立など学歴も経歴も申し分ないが、丁重にお断りしている。試験勉強に費やす期間、その後の実務習得に要する期間等を考慮すると20代後半までが限界だろうと思う。
当社は昭和40年代後半から、新聞や就職誌などを通じて広告してきた。また、合同面接会や会社訪問の受け入れにも積極的に臨んできたと思う。
その時、当社を選んでもらえていれば、今はまさに働き盛り、会社にとどまって活躍するか、又は独立して相応の収入と社会的地位を得ているはずなのにと思うと残念でならない。
私自身も2年前までは不動産鑑定士兼社長として会社を率いていたが、やがて80歳を迎え、社長職を弟子に譲り、会長として活動している。
いまだに二つの公職や公益法人の役員などを結構楽しみながら、さまざまな仕事に挑戦している。
大学の講座では、「就活の武器」として資格と技術と人間性(コミュニケーション)を説いている。
人生50年時代から80~90年時代を迎えるに当たって、不動産鑑定士になりたい人がいるのであれば、若い時に私たちと一緒に働き、学んで「夢多き人生」を歩もうではありませんか。
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