賃貸事例比較法
2013年10月29日
ちんたいじれいひかくほう
用語の意味
賃貸事例比較法とは賃料を求める鑑定評価手法の一つである。求められた賃料を比準賃料という。
不動産の鑑定評価方式である比較方式のうち、賃料を求めるときにつかわれる。賃料算出の手順は取引事例比較法と似ているが、多くの賃貸事例を収集・選択し、これらの実際実質賃料について、事情補正、時点修正を行い、なおかつ、地域要因、個別的要因を比較考量して求める手法である。正常賃料(新規賃料)を求める場合は新規の賃貸借に係る事例を、継続賃料を求める場合は賃貸借の継続に係る事例を採用してそれぞれ比準賃料を求める。
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